産後の夫婦関係:赤ちゃんが生まれても、ふたりでいるために
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産後の夫婦関係は、ほとんどの人にとって変わります。眠れない日が続き、やることは新しく、ふたりで過ごす時間は数分に縮みます。それは、何かを間違えているということではありません。意識して、小さな道をお互いに見つける必要がある、ということです。それは新生児がいても、ちゃんとできます。
産後の夫婦関係に、なぜこんなに力がいるのか
新生児は、すべてをひっくり返します。睡眠、1日の流れ、体、お金、役割。同時に、うれしくて、圧倒されて、ときにはただ疲れ果てています。そのすべての気持ちが一度に来るのは、普通のことです。
この時期にイライラしやすい、すれ違いが増える、ふたりでいる感じがしない。それは、愛情に問題があるサインではありません。多くは、疲れと、手がまわらない感じが混ざっているだけです。眠れていない人は、辛抱が減り、聞く力が落ち、物事を個人的に受け取ります。ふたりとも同じです。
先にひとつだけ。ママが何週間も落ち込んでいる、不安が強い、心が空っぽだと感じるなら、助産師、産婦人科、地域の保健センターの保健師に相談してください。弱さではありませんし、助けてくれる人がいます。これはカップルの問題ではなく、健康の問題です。きちんと受け止められるべきことです。
いちばんの敵は睡眠不足
睡眠不足は、すべてを重くします。だから、黙って耐えるより、きちんと話し合う価値があります。
- 夜を分け合う。ミルクを使っているなら、もうひとりが担当できます。
- 授乳しているほうがいても、もうひとりが助けられることはたくさんあります。おむつ替え、あやす、水を持ってくる、ほかの家事。
- 睡眠のブロックについて話す。4時間続けて眠れるほうが、細切れの8時間より効くことが多いです。
- 片づけより休むことを優先する。散らかったリビングはいつか片づきますが、悪い睡眠は残ります。
- 限界のときは、言葉にする。たいてい相手は気づいていますが、察してもらうより、言ったほうが確実です。
そして、そういう夜に口から出る言葉には、寛大になってください。ふたりのことと関係のない言葉も、たくさんあります。
役割と仕事をもう一度話し合う
赤ちゃんが来る前は、だいたい公平に分けていたかもしれません。でも産後は、多くのカップルがいつの間にか、誰も望まなかった形に入りこみます。ひとりはいつも家にいて、もうひとりはいつも「外」。そして仕事の一部が見えなくなります。
役立つこと。
- やることをすべて書き出す。見えない部分も含めて。予約、通院、服のサイズ、おむつのストック、保育園や誕生日のプレゼント。それを考えること自体も仕事です。
- 小さな手伝いではなく、責任を分ける。小児科の予約の担当になった人が、思い出させてもらわなくても全部やる。
- 定期的に話す。週に1回で十分。10分で、よかったこと、きつかったこと、変えたいこと。
- 育休、時短、勤務時間を、競争にしない。どの選択にも、ふたりそれぞれに代償があります。
- 相手のやり方が違っても認める。おむつの付け方が違っても、間違いではありません。
家事の分担 には、もめずに分ける方法が書いてあります。
大きな夜より、小さなひととき
新生児がいると、キャンドルディナーはたいてい夢物語です。でも、ふたりの近さに必要なのは舞台ではなく、向ける注意だけです。暮らしに合うアイデアを。
- ソファで5分、並んで座る。スマホはなし、赤ちゃんの話もしない。
- 朝か夜に帰ってきた人を、長いハグで迎える。
- 赤ちゃんが寝たら、すぐに洗濯をせず、まず10分だけ一緒に座る。
- 昼間に短いメモやメッセージを。「疲れてるの見てたよ。ありがとう」。
- ベビーカーで散歩しながら、電話ではなくふたりで話す。
- どうしても余裕がないときは、ベビーベッドのそばの床で夕食を食べる。
赤ちゃんの話から離れて話すきっかけになる質問があります。「最近、親になっただけじゃなくて、ふたりでもあるんだって思い出したのはどんなとき?」その瞬間が見つけにくかったら、どこから始めればいいかがわかります。
爆発する前に話しておくこと
疲れていると、カップルは争いを避けて、物事を口に出さなくなりがちです。それはあとで返ってきます。短くて正直な、責めない言葉のほうがいいです。
- 「今、夜のお世話をひとりでやっている感じがして、さびしい。」
- 「今夜、ひとりで過ごす1時間がほしい。」
- 「パパとママじゃないときのあなたにも、会いたい。」
- 「責任が重すぎると感じるときがある。」
これらは「私」を主語にした言い方です。相手が何を間違えているかを言うのではなく、自分の中で何が起きているかを伝えます。詳しくは カップルのコミュニケーション へ。それでもぶつかってしまったら、カップルのケンカ が仲直りの助けになります。
助けを求めるのは失敗ではない
多くの親が、すべて自分たちだけでやらなければと思っています。それは神話で、たくさんの関係に負担をかけています。人は昔から、ふたりだけで、誰の助けもなく子どもを育てるようにはできていません。
助けを求められる場所。
- 家族や友だち。「何かあったら言ってね」への返事より、具体的なお願いのほうが効きます。「火曜の16時から2時間、来てもらえる?」
- 助産師さんや、産後ケアのサービス。赤ちゃんのことも、ふたりのことも相談できます。
- 地域の子育て支援センターや、親子の集まり。同じ状況の人たちがいます。
- 家事代行や宅配サービス。すべてが重くなる時期だけでも。
- 緊張が弱まらないときは、相談窓口やカップルカウンセリング。
助けを求めることは、関係を守ることです。弱さではなく、賢さです。
ひとりが家にいて、ひとりが働いているとき
この組み合わせは、静かな非難につながりがちです。働いている人は疲れて帰ってきて、静かにしたい。1日赤ちゃんと過ごした人は、手を貸してほしいし、大人と話したい。どちらも正しくて、どちらも疲れています。
意識して作る「引き継ぎ」が役立ちます。帰ってきた人が20分、赤ちゃんを引き受ける。その間にもうひとりは、深呼吸したり、シャワーを浴びたり、少し外に出たりする。そのあと、ひとり2分ずつ1日のことを話す。当たり前に聞こえますが、疲れたふたりが責め合う夜を、たくさん防げます。そのとき、どちらが多くやったかは比べないこと。どちらがより疲れているか競争しても、誰も勝てません。
出産後のふれあいと体
気持ちが戻るタイミングは人それぞれで、それは全然普通のことです。体は大仕事をしたあとで、睡眠は足りず、頭はいっぱいです。プレッシャーは役に立ちません。希望や限界について話し合い、スキンシップをセックスと結びつけないほうがいいです。キス、抱き合う、手をつなぐ。それだけでつながりは生き続けます。痛みや心配があるときは、産婦人科の医師や助産師に相談してください。
ふたりであることを手放さない
そのうち赤ちゃんは大きくなって、夜もだんだん楽になります。そのときに、ふたりがまた見つけ合えるか、それとも並んでいるだけの関係になるかは、ふたり次第です。大変な時期のうちから、あとで支えになる小さな習慣を育てておけるといいです。
そのためには、ごく小さなお決まりがちょうどいいです。たとえばフタリは、毎日1つの質問を届け、ふたりがスマホで別々に答えます。片手でタイピングできない日は、ボイスメッセージでも大丈夫です。そのあとで、相手が書いたこと、話したことが見られます。数分で済みますし、わざわざ時間をつくる必要もありません。おまけ質問があるので、おむつの日だけで終わった1日でも、それぞれに自分の話せることが残ります。
小さな習慣のヒントは、ふたりのルーティン にもあります。
持ち帰ってほしいこと
最初の数か月は特別な期間で、いつか過ぎていきます。関係が前と同じ感じであることを期待しないでください。でも、置き去りにならないようにはできます。仕事は公平に分けて、眠れるときに眠って、助けを求めて、毎日ふたりの小さな時間をつくりましょう。
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