遠距離恋愛のコツ:習慣、リズム、会う計画、お金
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遠距離恋愛が続くのは、3つのことをはっきりさせたときです。どのくらいの頻度で話すか。いつ会うか。ぐらついたときにどうするか。それ以外は細かな調整です。ここに書くコツは保証ではありませんが、多くのカップルがつまずく典型的な石を、あらかじめ取り除いてくれます。
どのくらい連絡をとりたいか、話し合う
遠距離恋愛でいちばん多いケンカは、距離とはあまり関係がありません。たいていは、口に出されなかった期待が原因です。彼は毎晩電話したい。彼女は仕事のあと、まず1時間は静かにしていたい。どちらも間違っていないのに、最後にはふたりとも傷ついています。
だから、ケンカがきっかけではないときに、一度率直に話してみましょう。
- どのくらいの頻度で電話したい? どこからが「多すぎる」?
- 忙しい日は、ボイスメッセージで十分?
- 相手とは関係なく、ひとりが夜に話したい気分じゃないときは、どうする?
契約書のように書く必要はありません。でも、一度言葉にしておけば、あとで推測せずに、そこに戻れます。
決まったリズムをつくって、余白も残す
日曜の夜の決まった電話は、1週間の支えになります。何を楽しみにしているかがわかるし、毎日交渉し直さなくて済みます。そこに、ゆるい残りが加わります。ランチの写真、ミーム、電車の中からのボイスメッセージ。
毎晩21時に電話しなければならないと、そのうち「義務の予定」モードになります。それはすぐ、仕事のように感じられます。だから混ぜましょう。週に1、2回の決まった時間と、あとは自由に。
ボイスメッセージは過小評価されている
文字は速いですが、伝わるものが少ないです。相手が疲れているのか、にやっとしているのかが聞こえる40秒のボイスメッセージは、10通の文字より多くを語ります。そして、働く時間が違うときにも使えます。時間があるときに聞いて、時間があるときに返せばいいのです。
それでも、何を書くかには意味があります。アメリカの大学生カップル63組を対象にした日記調査(Jiang & Hancock、2013年、出典)では、遠距離のカップルは同じ場所に住むカップルより1日のやりとりが少ないかわりに、自分のことをより多く打ち明けていて、やりとりのあとに相手を少しだけ近く感じていました。この差がいちばん大きかったのは、文字のやりとりでした。だから、何時に家に着くかだけでなく、ときどき気持ちもメッセージに入れてみてください。遠距離恋愛についてほかの研究や数字が何を示しているかは、遠距離恋愛の統計にまとめています。
時差とシフト勤務を真剣に考える
日本国内には時差がありません。でも、ひとりが海外で学んだり、働いたり、シフトで動いたりすると、時計が問題になります。助けになることが2つ。
- ふたりにとってまあまあ都合のいい時間帯に合意して、どちらかにとっては少し早い、あるいは遅いことを受け入れる。合わせる側を交代する。
- 非同期のやりとりを意識して使う。ボイスメッセージや、それぞれが都合のいいときに答える毎日の質問は、電話の代わりにはなりませんが、2日間電話ができないときにも、つながりを保ちます。
会う計画は、早めに立てる
遠距離恋愛でいちばん大事なのは、向かっていく日付があることです。カレンダーの予定が、「そのうち」を「3週間後」に変えてくれます。次に会う日がわからないと、そのあいだずっと、待ち状態で暮らすことになります。
実用的に。
- 今回の訪問が終わる前に、次の訪問を予約する。
- 移動する側を交代する。そうしないと、ひとりがゲスト、もうひとりがホストの気持ちになります。
- 週末の予定を詰めこみすぎない。訪問はツアーではありません。ただソファに寝転がりたいときもあります。
- 別れの瞬間について、前もって話す。帰る前の日曜の午後は、つらくなりがちです。小さな取り決め(「最後に一緒にごはんを作って、そのあとは大きな話はしない」)が、プレッシャーを減らします。
お金のことは早めに話す
新幹線のきっぷ、飛行機、ホテル代は、積み重なります。エクセルの表はいりませんが、誰が何を払うかという問いに、答えは必要です。交通費をきっちり折半するカップルも、収入に応じて払うカップルも、交代で払うカップルもいます。どの方法もうまくいきます。口に出して決めてあれば。難しくなるのは、ひとりが黙って多く払い、あとで差し引き計算を始めたときです。
実用的には:新幹線や飛行機の料金を早めに調べて、早割を使い、払える範囲に収まるように訪問を計画します。そして、いつまでこの状態を続けるか、話し合いましょう。計画のない遠距離恋愛は、長期的には高くつきます。一時的な状態として考えられているものだからです。
嫉妬はつきもの、弱さのしるしではない
相手が土曜日にパーティーに出ていて、連絡がないと、頭の中で映画が1本流れることがあります。人間らしいことです。助けになるのは:
- 責めずに、感じていることを言う。「昨日、長いこと連絡がなくて落ち着かなかったんだ」。これは情報であって、非難ではありません。
- 思いこむ前に聞く。答えは、たいてい想像よりずっとありふれています。
- 監視しない。位置情報を何度も確認する、オンライン時間を比べる、友だちに探りを入れる。どれも不信感を減らすのではなく、大きくします。
- 相手の生活に出てくる人たちを知る。名前と顔があれば、影が人になります。
くわしくは 恋愛の嫉妬 に書いています。何も起きていないのに不信感が続くなら、それはふたりの話題として、必要ならカウンセリングの話題として、扱ってください。恥ずかしいことではありません。
毎日話すとき:何を話す?
数か月たつと、「今日どうだった?」が「よかったよ、そっちは?」でしか返ってこない時期が来ます。特に新しいことは起きていないけれど、話したい。そんなとき、いつもよりいい質問をするのが助けになります。電話でもビデオでもうまくいく例を。
- 今日見たもので、すぐにあなたに見せたかったものは?
- 電話しながら、ほかに何をしてる? それで私にはどのくらい伝わってる?
- しばらく会えないとき、私のどこがいちばん恋しい? 意外に恋しくないのは?
- ビデオでもうまくいくことは何で、半分しか楽しめないことは?
- 離れていても、ふたりが同じ時間を過ごしている感じがするのは、どんなとき?
- 次に会うとき、いちばん最初にしたいことは?
小さな質問ですが、日常を電話に持ち込んでくれます。そして、電話でうまくいかないことを聞く質問は、思ったより正直なものです。ほかのアイデアは カップルの質問 に、静かな夜には 深い質問 が合います。
準備なしでできる形もあります。
- 同時に食べる。それぞれで作って、スマホをテーブルに置いて、一緒に食べる。ありふれたことですが、驚くほど近く感じます。
- 私の場所を見せる。週に1回、ひとりが自分の部屋、街、通勤路を案内する。そうすると、相手が話すときに、背景がわかります。
- 同じドラマ、同じ話。別々に観て、そのあと話す。大事なこと:早送りした人は、笑われます。
- 共通のリスト。会ったときに一緒にしたいこと。リストが増えるにつれて、楽しみも増えます。
大きな計画より、小さなしぐさ
届く手書きの手紙。あなたの匂いがするセーターの小包。その日のために選んだ曲。お金はほとんどかかりませんが、「いま何かを頼むわけじゃなく、あなたを思ってる」という考えが必要です。それこそが、遠距離恋愛でいちばん足りなくなるものです。
距離がなくなる先を話す
見通しのない遠距離恋愛は、すり減ります。半年後に一緒に住む必要はありませんが、どこへ向かいたいのか、イメージは持っておきたいです。誰が引っ越す? 現実的なタイミングはいつ? 仕事、住まい、友だちはどうなる? 答えがつらくても、早めに聞いてください。正直な「まだわからない」は、ふたりの沈黙よりずっといいです。
ひとりがもう距離に耐えたくないと感じているなら、それは言い消せるものではありません。話し合う価値のあるサインです。引きこもりに変わる前に、口に出してください。
自分の生活を回し続ける
次の電話を待つだけになると、相手が世界の中心になり、どんな関係も長くは耐えられません。友だちに会って、運動して、趣味を続けて、それを相手に話しましょう。遠距離恋愛は、ふたりとも充実した生活を持ちながら、相手を思っているときに、いちばんうまくいきます。
毎日のふたりの習慣
この記事から持ち帰るのが1つだけなら、1日5分で済んで、交渉しなくていい習慣を決めてください。おやすみの写真でも、ボイスメッセージでも、今日のひとことでも。大事なのは、調子の悪い日でもできるほど小さいことです。
そのために、フタリを作りました。毎日質問が1つ届き、別々に答えると、ふたりの答えが見られて、その下に書き込んだり、ボイスメッセージを送ったりできます。iPhone、Android、ブラウザで動くので、機種が違っても問題ありません。
むずかしくなったとき
コツだけでは足りないときもあります。ケンカばかりになった、ひとりが引きこもっている、別れが安堵のように感じる。それは真剣なサインです。そのときは、これからの話をする番で、カップルカウンセリングがその助けになることもあります。ケンカの中でお互いにうまく向き合う方法を学びたいなら、カップルのケンカ も読んでみてください。
持ち帰るポイント
- 期待は、ケンカになる前に話す。
- 週に決まった時間をひとつ、あとは自由に。
- 次に会う日は、前回が終わる前にカレンダーへ。
- お金は話題であって、秘密ではない。
- 嫉妬は口にするもので、監視するものではない。
- 「今日どうだった?」より、もっと引き出せる質問をする。
- 距離がどこへつながるのか、目標をもつ。
毎日の小さなきっかけがほしいなら、フタリ をのぞいてみてください。最初の3日間は無料で、そのあとは、ふたりで使える1つの料金になります。